山を記録する+α

アウトドア関連と写真・動画の記録

【登山】年の瀬の 丹沢大山を登る!

2019年末、初めて自分の意志で山を登ろうと思い丹沢大山に登ってきました。

今回は丹沢大山に登るまでの経緯と、実際登っている時を記録したいと思います。

丹沢大山に登るまで

実は私、数年前からキャンプを嗜んでおりまして。
アウトドアにハマり、キャンプ雑誌や漫画を見ている内に

「登山」

という文字が自然と入ってくるようになってました。
でも登山って装備を揃えないと危険って言うし、ただのアウトドア好きにはハードル高いんじゃね…?
そんな事を考えていると、東京都内に非常に登りやすい山があると目にしました。
その名は高尾山
なんでも世界で一番登山者が多い山だとか。(ブラタモリ情報)
初心者には丁度良いし、試しに登ってみようと、友人と計画して高尾山に登りました。
結果、尻の肉に普段味わうことのないダメージを喰らいました。
反面、登山の魅力をすこーしずつ肌で感じ取り始めました。

それが2019年初秋頃。

そこから山に登るには何が必要か、などこれでもかってくらいに情報を集める事ばかりに3ヶ月も費やしました。
いや、これはこれで楽しかったんだけれども…

3ヶ月費やした情報を元に最低限装備を整え、
初心者に優しい(と言われている)登山道で、標高も1252mとこれから登山を始める私には非常に優しい山という事で丹沢大山に登る事にしました。

 

丹沢大山登山当日の朝

当日は5時半に起床。
意外とちゃんと朝ごはんを食べ、新品の登山靴を履き家を出ました。
都内の自宅周辺の気温は4℃。最高気温は10℃くらい。
これはそこまで寒くならんのじゃないか?と思いながら電車に乗りました。
しかし甘かった…小田急線に乗り、停車駅でドアが開くたびに冷気が吹き込ん出来て寒いなぁ、寒いなぁと思っていると、なんと神奈川県の7時現在の気温が0℃。
これはいけない!!と電車内の時点でハードシェルを着始める始末…
この時点で前途多難ぶりが伺える…?

 

小田急伊勢原駅から大山ケーブルバス停へ

8時頃に伊勢原駅に到着。友人と合流しました。
頂上の小屋が営業しているか分からなかったので、一応お昼ご飯等々をコンビニで購入。
行動食的な意味合いでつぶグミを携帯する事にしました。これは良かった。
コンビニから戻ると大山ケーブルバス停直通便が来ていたのでいそいそと乗車。
ほぼ満車状態。すごいな、大山…

バスに揺られる事25分で大山ケーブル駅に到着。
この時の僕の装備は
・ベースレイヤー
・ベースレイヤー2
・ミドルレイヤー
・ハードシェル
とかなり着込んでいました。

いざ大山登山開始。ケーブルカー…?

8時40分、大山ケーブルバス停を出発。
最初はお土産屋さんが両脇を固めるエリアです。

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階段が多いですよ!という記事を目にしていたので、もうここからキツいの始まるんだろうなぁ…
そう思っていると早速異変を感じ取りました。

あっ、めっちゃ熱い…

そらそうです。気温は0℃でしたがハッキリ言って着すぎ。
速攻でハードシェルをザックにしまいます。

キツい階段キツい階段…と思っているとあっさりと大山ケーブル駅に到着。
あれ、そんなキツくないじゃん!意外と体力あるんだな!
とか思っていると…

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※上記は一番初めの階段ではありません!
写真で見るより急な階段が…キツいってここからか… 
そう、ここからが男坂です。

ちなみに友人は「ケーブルカーはズル、ケーブルカーはズル…」と呪詛のように呟いていました。

 

男坂から阿夫利神社下社までとレイヤリングの失敗

初級者の私が低山でレイヤリングなんて…と思われるかもしれませんが、
失敗談だと思っているので多めに見てください(笑
始まりの急勾配な階段を抜けても容赦なく現れる上り坂と階段。
そうですよね、登山ってこういうものですよね…
登山の現実と闘う事数分…
すぐに体が熱くなり、発汗し始めました。
初心者の自分が初めて知ったのは登りにはかなりのエネルギーを使うという事。
すぐにベースレイヤー2を脱ぎました。
やはり地上の気温と活動時の体感温度は別物だと実感しました。
ベースレイヤー2を脱いだ後は多量の汗をかく事もなかったのですが、
既にかいてしまった汗が乾くのを待つばかりでした。

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段々と雲が近くなっていく

高い木々が並ぶ山道ですが、空や山の尾根を望む事が出来ます。
徐々に高度が上がっている事を実感出来るので登山してる感が一層増します。

 

阿夫利神社下社に到着

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男坂を抜けると整備された参道となり一気に雰囲気が変わります。
阿夫利神社下社に到着です。
おなじみのルーメソの暖簾があったのですが写真に収めるのを忘れてしまった…

下社への階段を上ると見晴らしが良くなります。
神社よりも景色に目を奪われてしまいました^^;
息を切らして登ってくると景色も一入です。

お参りをして頂上登山口へ進みます。

 

頂上登山口から山頂へ

動画を撮る事に夢中で所々で写真撮影を忘れていた事を反省…
youtubeの動画には登山口の様子もあるので是非ご覧頂ければと思います^^;l
頂上登山口は男坂同様非常に急勾配な階段から始まります。

山頂までは約1時間半です。
 

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登山道は岩が非常に多く、時々浮石もあるので足場に気を付けて進みます。
日が差している間はベースレイヤーとミドルレイヤーだけで全く問題ない寒さ。
しかし高度が上がるにつれて徐々に気温が低くなっていきます。

大山は山頂を28丁目とする区分があり、どの程度進んだか分かるようになっていました。
20丁目に富士山が見えるという富士見台があるのですが、あいにくの曇り空で富士山は見えず…
ひたすら岩を踏み頂上を目指すと25丁目のヤビツ峠分岐あたりから道の脇に雪が出現し始めました。
どうりで寒いわけだ…
しかしちょっと肌寒い程度で体も温まっていたのでこのまま山頂を目指します。

 

大山山頂到着!

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ヤビツ峠分岐から大山山頂までは目と鼻の先。
途中、丹沢を望む事が出来る展望スペースがあり、そこに見事に霜柱があったのでこちらもyoutubeの動画をご覧頂ければと思います。(写真を撮り忘ry)

そこまで曇りがちだった空が山頂到着時に太陽が顔を出して見事に青空を望む事が出来ました!
山頂は登山者で大賑わい。
山頂について行動をやめた途端体感で寒く感じるようになったので持ってきていた折り畳み出来るダウンを着てお昼ご飯。

この日は山小屋が営業していたので豚汁と焼きおにぎりを頂きました。
暖かくてとても美味しいかった…
この日以降焼きおにぎりにやたらとはまってます。

どなたかがお作りになられた雪だるまさんが可愛かったです。

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下山開始

下山は別ルートから。
見晴台方面から下山します。
と、下山開始後すぐに別の休憩スポットがあった事に気付きました。
そちらからの眺めも非常に良かったです。

昼になると気温が上がり、雪が解けて地面がだいぶ緩くなってました。
大山はトレランの方が多いらしく、沢山の方が私を抜いていきましたが
ぬかるんだ地面だったので転ばないか少し冷や冷やしてました…
が、さすがトレランで鍛えていらっしゃる方々。一人として転倒される方はいませんでした。
一方一緒に登っていた友人は尻もちをついてました。

 

見晴台から阿夫利神社下社へ

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見晴台にはベンチが多くあり、景色を楽しみながら休憩する人でにぎわっていました。
我々も尾根道を歩いてきて疲れていたので少し休憩。
ここから阿夫利神社下社まで大体30分くらいだそうです。

 

二重滝を越えたら下社はもう目と鼻の先です。

 

女坂から下山

下社に戻り売店でコーヒーとソフトクリームを頂きました。
甘いものは普段は食べないのですが、グミといいソフトクリームといい疲れている時には欲しくなってしまいますね(笑

糖分をばっちりとったら女坂から下山です。
女坂といっても結構急勾配な石段が多いです。

途中、大山寺があったのでいくつか動画を撮影して大山ケーブルバス停へ。

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女坂の道中撮った写真です。
なんかのホラー映画みたいにしてしまった…

 

初めての登山を終えて

普段見れない景色を沢山みれたり、山歩き自体を経験した事がほとんどなかったので
すべてが新鮮で楽しい登山でした。

もちろん反省も多く…

・動画撮影に夢中で肝心なところで写真を撮り逃す

・寒いと言って最初から着込みすぎて速攻で汗をかいてしまい冷える
・持っていたドリンクボトル(ソフトケースでふにゃふにゃなタイプ)を落とし水分が補給できなくなる

・帰ったあと動画を確認したらアクションカムが傾いていてクロップせざるを得なくなる

どれもこれからの登山に活かして行きたいと思います。
…しかしドリンクボトルはどうしたら改善できるだろうか。
とりあえずボトルケースを購入して次回の登山に臨もうと思います。

 

【今回の登山動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Qgs0J3WQ85k&t=98s

 

【Yamap】
https://yamap.com/users/1245634

↑残念ながら大山の登山の時にはまだ使っておらず…その他の登山記録があるのでこちらも宜しくお願いします。