山を記録する+α

アウトドア関連と写真・動画の記録

【登山】奥高尾縦走〜2週連続の登山〜

f:id:yu_xix:20200322185031j:plain

 

2020年1月5日に奥高尾を縦走しました。

 

年の瀬に丹沢大山に登った私は特に予定がなかった冬休み最終日、どうせならどこかに出掛けたいなとと考えていました。

初心者でもソロで登れる山はないかなーと探していると陣馬山の紹介が。

お、、、なんと高尾山から陣馬山まで歩ける…縦走?!すごいな!と。

実はブロガーでyoutubeに動画も投稿されているはらですぎさんの動画を拝見させて頂いてました。

www.youtube.com

体力的にどうか分からないけど、縦走の文字に心が躍り陣馬山から高尾山までの奥高尾縦走を決行しました。

 

はらですぎさんが歩いたルートは高尾山からでしたが、陣馬山下山から出るバスの時刻

と高尾山下山後の高尾山口駅からの電車の利便性を考えると初心者の私には陣馬山から登るルートの方が安心感があったのでそっちにしました。

 

今回のハイキング動画も作ってみましたので下記もご覧いただければ幸いです。

文字で伝わりづらい事は多いと思いますので、是非。

www.youtube.com

 

奥高尾縦走データ

今回の行程は

藤野駅陣馬山登山口~一の尾根ルート~陣馬山明王峠~景信山~城山~高尾山

となります。

どの山も標高900m以下ですが、全行程で19キロとなります。

当日の天候は快晴、低山でとは言え冬でしたので気温のデータがあると良いのですが、温度計を持っていなかったため気温のデータはとれませんでした。

コースタイムは5時間ちょっとだそうです。初心者の私は時間はあまり気にせず歩きました。

 

最初から失敗

家を出る時刻があと30秒早ければ…

タッチの差で電車を逃した事により8時にJR藤野駅には到着できずバスを一本逃す事に…

次のバスが来るまであと一時間弱…

一番近い登山口まで2キロ。

私は登山口まで歩み始めました。

f:id:yu_xix:20200322191126j:plain

登山口までの道のりにあるトンネル

陣馬山登山口

踏切、トンネルを通過し、約2キロを道なり歩くと陣馬山登山口の石碑があります。

本当は降りるはずだった陣馬山登山口バス停もここにあります。

f:id:yu_xix:20200322190934j:plain

陣馬山へは写真右側へ。写真左側に行くとトイレがあります。

ここから陣馬山登山開始…と思いきや、一の尾根ルートはここからしばらく舗装路を歩くことになります。

とは言ったものの結構角度のある上り坂です。

 

一の尾根ルート

時折民家のある舗装路をずっと進むと陣馬山まで4.0kmの看板あり、そこから山道が始まります。

f:id:yu_xix:20200322203932j:plain

私の登った一ノ尾根ルートは最初は緩やかな登りが続きますが、急に九十九折、登り切ると尾根道、また九十九折…とこのコンボをひたすら繰り返しました。

f:id:yu_xix:20200322204252j:plain

九十九折の途中。葉が散っており空が良く見えます。

f:id:yu_xix:20200322204454j:plain

尾根道はとても気持ちが良い。

また大袈裟ですが、レイヤリングについては今回も大いに反省する点がありましたので最後のまとめて記載します^^;

九十九折りを登り、徐々に高度をあげると木々の間から富士山が見え始めます。

富士山が見えるとテンションが上がってしまいますよね。

f:id:yu_xix:20200322205548j:plain

振り返れば富士山状態の山道を暫く歩くと一の尾根テラスに到達。

ここには椅子とテーブルがあり休憩も出来ます。

f:id:yu_xix:20200322205802j:plain

写真が暗いィ…

陣馬山山頂まであと2.0kmです。

一の尾根テラスから暫く進むと日の当たらない北側の山道にでます。

日が当たらないので薄らと雪化粧をしていました。

行動中なので体感だと気温が把握しにくいですが、防火用のドラム缶に入った水が氷っていたのでそれなりに寒かったのだと思われます。

f:id:yu_xix:20200322210215j:plain

ほんとに薄らと…(笑

また日当たりの良い道に出たり、北側に入ったりしながら山頂を目指します。

 

陣馬山山頂

 

日当たりの良い尾根道(何度もありますが)を進むと急に登った先に小屋が見えます。

最後の登りは階段になっていますが、ここまで登ってきた足にはなかなか効きます。

登った先には有名な馬をモチーフにした石像があり、こちらが陣馬山山頂になります。

登山口から1時間50分かかりました。

f:id:yu_xix:20200322212029j:plain

馬が見つめる先は富士山。

この日は3軒の茶屋すべてが営業してました。

山頂に着いた時にとても寒くて、お湯を沸かしてる時間すら惜しくなってしまい茶屋でカップラーメンを買って食べました。
快晴+視界を遮るものがほぼないので、近隣の山や街を見渡す事が出来ました。
快晴であるが故に結果は分かっていたのですが、タイムラプスが撮りたくて望遠端が換算105mmのレンズを持って行ったので撮ってみました。
もちろん雲の動きがほぼなかったのでよくわからない結果になりました…

十分に休憩をしたので景信山へ向けて出発です。

 

明王峠~景信山

f:id:yu_xix:20200323011808j:plain

景信山までは5.7km

縦走という言葉の響きが良くて奥高尾に来たのですが、何個も山を越える=昇降を何回もするという事ですよね。

当然陣馬山から出発後はすぐに下りです。

とは言え緩やかな下りと尾根道を繰り返し徐々に高度を下げ、また徐々に登るといった感じです。

特に尾根道は天気のお陰もあってか非常に快適!気持ちの良い縦走路を歩けました。

f:id:yu_xix:20200323012328j:plain

時折、雪が解けて地面がぬかるんでいましたが、あまり気にするほどではありませんでした(明王峠までは)。

距離が近い事もあり、明王峠に着きます。

f:id:yu_xix:20200323012553j:plain

ブログやyoutubeを見てもここがやってるところを見たことがない…

道中、関東ふれあいの道という道しるべが出てきます。

関東ふれあいの道自体はいくつかの道の総称のようです。

高尾山口から陣馬高原下までは鳥のみちと言われるそうで、現在どの辺にいるか距離で分かるようになってました。
写真を撮り忘れてしまったので是非動画もご覧いただければと思います。

 

景信山までの道中は気温もあがり気持ちよく歩いていたのですが、反面積もっていた雪が解けて地面がぐちゃぐちゃになっている個所もあり、一度滑って転びそうになりました。

それでも景信山までの道のりも穏やかでとても気持ちが良かったです。

景信山に近くなってきた頃、急に道を見失う瞬間がありました。

よくよく見ると斜面の隅にビニール製のガイドロープ的なものがあったのでそこを下りすぐに道に出ました。

あのポイントは回り道になっていたりしたのでしょうか…是非教えてくださいm(_ _)m

 

景信山山頂

明王峠を出て約1時間で景信山に到着しました。

富士山が良く見えるポイントがあったので、持参したビーフシチューとフォカッチャを食べながら休憩。

 

f:id:yu_xix:20200326015830j:plain

私は陣馬山側から来たので速攻で富士山が良く見えるポイントに行って休憩しましたが、実は高尾山側にも茶屋があった事に全く気付きませんでした。

高尾山側からは相模湖と富士山が一望できます。

f:id:yu_xix:20200326020203j:plain

 

景信山~城山

 景信山で富士山を撮ることに思いのほか夢中になり結局1時間くらいのんびりしてしまいました…

いざ城山を目指しスタートします。

余談ですが、トイレがすさまじくハードコアでした…

 

体感、登りと下りと尾根道が1:1:1のように感じられました。多分違うと思いますが…(笑
途中、相模湖ビュースポットがあります。ここも休憩できるベンチがあります。

f:id:yu_xix:20200326021746j:plain

しばらくすると巨大な鉄塔が出現します。

城山到着の目印です。後で調べましたが、小仏城山テレビ中継局…だそうです。

景信山から約45分で城山に到着。

城山に到着する頃にミラーレス一眼のバッテリーがなくなってしまいしばらく充電…

景信山でガッツリ休憩したので城山は通過します。

 

城山~高尾山

城山を過ぎて高尾山に近づくにつれウッドデッキや階段等の舗装された道が多くなります。この階段が歩幅が合わなくて地味に体力を削られます。

歩くのが遅い&景信山での休憩がダブルパンチとなって日が徐々に落ちてきました。

少し急ごうと思った矢先に一丁平園地展望デッキに到着。

景色が綺麗で綺麗で…少しのんびりしました^^;

いよいよ日暮れが現実的になります。

日が傾きまくってる最中、もうすぐ高尾山というところでながーいながーい階段が登場します。

ここの階段は永遠に続くかと思いました…

 

高尾山山頂

城山から約45分で高尾山山頂に到着。

おや。。。なんぞ人が集まっていらっしゃる。

と、思ったら富士山の上に夕日が来そうな、いい具合の日暮れになってるじゃないですか…!

ダイヤモンド富士というわけではなかったのですが、それでも富士山の奥に日が沈むさまには言葉が出ませんでした。

f:id:yu_xix:20200326023730j:plain

レンズの汚れに気付けなかった…

日が落ちるのを見届けたのは良かったのですが体が冷えすぎてしまい…

自販機で暖かい飲み物を買ったのですが外気が寒すぎて冷たい…

日の入り後の高尾山下山(1号路)は雰囲気がありました。

完全に体が冷えた&スイッチが完全に切れてしまったので長蛇の列に並びケーブルカーで下山して帰路へ。

歩くのが遅かった事が功を奏して日の入りを見る事が出来て非常に満足度の高いハイキングになりました。

高尾山側から登っていたら日が落ちた山道を歩かねばならないところだったので陣馬山から登る選択は非常に良かったです。

京王線様様です。

 

余談~レイヤリングのお話と反省~

余談にはなりますが、まだ二度目の登山なので前回の反省を活かせたのかを書きたいと思います。

(前回の丹沢大山登山の記録と動画は下記↓↓)

yu-xix.hatenablog.com

www.youtube.com

まずはレイヤリング。

前回はスタート時点で気温が0℃で持っていった何からなにまでを着込んで登山を開始し速攻で脱ぐという反省点がありました。

おそらく外気は今回の奥高尾の方が寒かったと思いますが、最初からベースとミドルの二枚構成で挑みました。

個人差があると思うのですが、私は平坦や下りではほぼ汗をかかないのですが、登りになると急に発汗し出す傾向があるようで、

陣馬山の登りはこの構成でも少し汗の量が多かったくらいでした。

次回はミドルをすぐ脱げる状態にしたうえで薄手のベース②を追加して登ってみようと思います。

陣馬山山頂で休憩中は汗での冷えを防ぐためにハードシェルとインナーダウンを着て保温してました。結構山頂は寒かったです。

その後は気温も上がってきたのでミドルのジッパーを開けて快適に歩いてました。

景信山での休憩から少し気温が落ちてきたように感じたので休憩中に来ていたインナーダウンをそのまま着て高尾山を目指しました。

登りに入ると案の定発汗しだしたのですが、脱ぐのが面倒になってしまいそのまま歩き続けました。これがいけなかった。

高尾山手前の登りで気温が落ちている中発汗し出してしまい、高尾山山頂で夕日が沈むのを待っている間に激冷えしてしまいました…

日の暮れた後の高尾山下山が寒くて寒くて…

面倒くさがらずに着るものを調整しなければならない事を実感しました。

ここまで上半身のウェアの話だったのですが、パンツに関しては発汗性のあまり良くないパンツをはいていたためポケットが湿ってました。

こちらも改善したいところ…

 

続いて撮影に関して。

撮影に関してはまずは写真。

ブログで紹介したいポイントの写真を忘れてしまった事がまだありましたが、前回よりはだいぶマシに^^;

富士山撮影のために望遠端が換算105mmのレンズを持って行ったのは正解でした。

ただしレンズのゴミに気が付けなかったのが最大の失敗です。

そして総合的にもっと写真が上手くなりたいですね^^;

また城山あたりでバッテリーがなくなってしまったので予備バッテリーを持ち歩く事を考えなければならないですね。

動画に関して。

すべての設定を手動にして撮っていたのですが、暗所と明所の差が大きすぎて編集が面倒になってしまいました。ここら辺はisoの上限を決めたうえでオートにして撮ってみます。

カメラの振りを大きく早くしすぎてブレた映像が目についたのでそこら辺ももう少し構図から何を見せたいのかを考えて撮る必要がありそうですね。

アクションカムの撮影はザックに固定するよりも手持ち三脚で撮った方が手ブレが少なかったので今後は手持ちで撮ろうと思います。

手ブレに強いウェアラブルカメラが欲しい…

 

yamapもやってますので是非フォローして頂ければ!

https://yamap.com/users/1245634